山の恵のお裾わけ

5月に入り、山菜の時期となりました。

昼間、集落内を見渡すと、どこのお家も畑の準備や花壇の世話など実に活動的。

腰の曲がったおじいちゃんおばぁちゃんも春が来ると途端に外へと動き出します。

わたしも うかうかしてられないなぁと思っていると、

「いだが〜?」と誰かが玄関で呼ぶ声が。

2日間に渡り3人の来客があり、なんと新鮮なギョウジャニンニク、ひろっこ、ネギ、こごみ

をお裾わけしていただきました。

なんとありがたいこと。

わたしも何かお返しさせていただかなくちゃ♪

そんな気持ちが自身を外へ外へと後押ししてくれます。

ということで、今日は久々の主人の休み。

主人と近所のお友達と3人で山菜とりに出かけました。

近所の友達は山菜に詳しいので本当に頼りになります。

3時間ほど山を歩き、

こごみ、あいこ、ぼんな、さしどり、うど、ふき、たらの芽、さく、よもぎの若芽など、ちょっとお裾わけできる程度を採ってきました。

欲張ったらいけないいけない。

時折、風が吹いて山桜の花吹雪に遭遇。

その美しさにここは天国かと思うほどでした。

 勉強の為と後々も食べられるように、いくらか樽に塩漬けして保存しました。

山菜の下処理って、思いのほか手間がかかるんです。


今回一番採取しやすかったのがコゴミ。これは今まで塩茹でしてマヨネーズをつけたり、胡麻和えにしたり、天ぷらにしたり、味噌汁に入れたりといった食べ方をしてきたのですが、

どうやらゼンマイのように乾燥させて保存がきくらしい。。。

ということで、写真のようにゴザに並べて定期的に揉んで、コゴミの保存に挑戦してみることにしました。


さぁどうなる〜?