地域らしさと自分らしさ

誰かが言っていた

「厳しい冬を楽しめるのと楽しめないのとでは人生が大きく違ってくる」
本当にそうだなと思う。

雪かき然り、灯油代はかかるし、車の運転も神経つかうし・・・
雪国のデメリットはたくさんあるけど、この凍てつくような寒さや雪があるからこそ培われた人間性や文化がたくさんあるんだと思う。

諸先輩が元気なうちに、この地の知恵や文化を教えていただいて残していく使命が今の私たちにはあるのかもなぁ・・・
そんなことをちょっぴり考えたりする今日この頃。

どこに居ても言えることだけど、わたしはここに定住した以上、ここならではの魅力をたくさん見出して生活できたら、その先に本当の自分らしさや幸せが待っているような気がする。そして行く行くは、その動きが波及して地域全体が元気になることに繋がるんじゃないかなぁって。

ただそれをしていくには決して一人では出来なくて、家族や集落の方々などの支え、協力があってこそ。
じゃないと事々続かないし、何より生きていけない というのを、すごい感じる日々。

そんな中、昨年から近所の友達とやろうと決めていたことをついに実践しました。
それは、近所の84歳になるおばぁちゃんから教わった「玉味噌」づくり。

作業してたら友達のおじいちゃんおばぁちゃんも出てきて色々教えてくれて、無事に藁で味噌玉を吊るすところまで完了。
あとは春まで乾燥させて、ヒビが割れてカビが生えてくるのを待つばかり。
昔はこうやって手間暇惜しまずにそれぞれの家庭で作っていたんだよなぁ。
それらは決して古いことではなくて、今となってはとても貴重で、むしろ新しいことの気がします。

美味しくできるといいな~

へばね。