四季折々うつくしく、時に厳しく、時にやさしく包み込んでくれるふるさとは、お父さんお母さんみたい。

 

春風の匂いとともに田んぼ道を歩けば、学校帰り両手いっぱいにふきのとうを摘んで帰ったあの日が蘇る。懐かしくて嬉しくて、そこからいくつもいくつも思い出をたどることができた。

 

東京での生活に追われる日々。何のためにふるさとを飛び出してきたんだろうと思った。

路上ライブの帰り道、重たい機材で豆だらけになった手の平を眺めながら涙した日もあった。

もうダメだ……ってお母さんに泣きながら電話した日もあった。

それでも、やっぱりあきらめられなくて、何があってもふるさとが待っていてくれる。

そんな気持ちがどこかでいつも支えになってがんばれた。

育ててくれてありがとう。そして、支えてくれてありがとう。

 

そんなふるさとへの想いが希望の歌となり響き渡る。

まるがおが世界を救う。なんて言い過ぎかも知れないけれど、笑顔のタネを運べと願うこの歌が1人、2人、3人……とみんなのもとへ届いて花開いたら、

それは叶わぬことじゃない。

 

笑顔のタネをふるさとの歌にのせて、みんなのもとへ。

“みんな、みんなのうた”

 

 

 笑顔の種まきシンガーソングライター

  本城奈々

 

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